「加圧ニーダー」とは、さまざまな材料を混練(こんれん)する際に使用する機械のことです。
一般的には、あまり知られていない機械名かもしれませんね。
この記事では、加圧ニーダーとはどのようなものかを分かりやすくお伝えいたします。
▼加圧ニーダーとは?
加圧ニーダーとは、組み込まれた2枚のブレードを回転させることで、容器の中の材料に圧力を加え、均一に混練させるための機械です。
(※混練とは、混ぜる・つぶす・練る・つくといった作業のこと。)
ねじれた形状のブレード同士のすきまとブレードと槽のすきまで、物体をはさみ切っていきます。
■用途
具体的にどのような材料を加工する際に、加圧ニーダーを使用するのかを見ていきましょう。
・ゴム(フッ素ゴム・シリコンゴムなど)
・ポリマーブレンド
・セラミック
・プラスチック など
■その他の混練機
加圧ニーダーによく似た混練機には、「ミキシングロール機」や「バンバリー型ミキサー」があります。
・ミキシングロール機
ゴムやプラスチックなどの混練り・加硫のための機械
・バンバリー型ミキサー
密閉された混練室内で、原料ゴムと配合剤を均一に混ぜ合わせるための機械
▼まとめ
加圧ニーダーとは、2枚のブレードを回転させることによって、均一な混練を実現させる機械のこと。
加圧ニーダーを用いて混練を行う際は、混練物の質・混練材料の配合などによって仕上がりが変わってくるので注意が必要です。
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