ゴムには様々な種類があり、種類によって特徴が異なるため、適している使用用途も異なります。
ここでは、ウレタンゴムと合成ゴムの違いについて説明します。
▼ウレタンゴムと合成ゴムの違い
ウレタンゴムと合成ゴムは、材質と使用用途において、以下のような違いがあります。
■ウレタンゴム
ポリエステル、またはポリエーテルとイソシアナートの反応によって、ウレタンは作られます。
ウレタンゴムは、合成ゴムがもつ柔らかさとプラスチックの特徴である固さを併せ持つゴムです。
様々な種類のゴムの中で一番耐摩耗性がありますが、耐水性や耐湿性、耐熱性が悪い特徴があります。
繰り返して使うローラーなどに最適です。
■合成ゴム
化学的に合成されたゴムをまとめて合成ゴムといいます。
合成ゴムといっても、その中にさらに細かく種類分けされていて、合成した原料や合成方法によって100種類以上が存在しています。
天然ゴムと似ていますが、合成ゴムの方が不純物が少ないため、性能が安定しています。
車のタイヤやベルト・ホースなど、天然ゴムが使用されているもののほとんどで、合成ゴムでの代用可能です。
▼ウレタンゴムは強度が高い
ウレタンゴムは合成ゴムに比べて、強度が高いことが一番のポイントです。
そのため、高硬度製品への使用が可能です。
▼まとめ
ゴムには様々な種類がありますが、それぞれの特徴を活かして、使用用途が決められています。
弊社ではゴム練加工を行っており、ウレタンゴムや合成ゴムも加工しています。
ゴム練加工の製造業に興味がある方は、未経験者でも歓迎です。
ぜひ一度弊社までお問い合わせください。