ミキサーとニーダーの違い

ミキサーとニーダーの違い

ミキサーとニーダーは、両方とも専門的な材料を混ぜたり捏ねたりと合わせる機械です。
この記事では、ニーダーとミキサーの違いについてご説明します。

▼時間と形の違い
ミキサーは、動力が大きいため、フローティングウェイト(ラム)で強く加圧しながら高いロータ回転数で混練することができます。
動力が大きいため、短時間で混練することができます。
一方ニーダーは、動力が比較的小さい特徴があります。

ラムの加圧も低めで、ロータ回転数も低めです。
また、コンパウンドを排出するときに混合槽を反転させる動作があります。
ミキサーに比べて混練工程に長い時間を要しますが、混練後、混合槽が反転し原料を投入した口からコンパウンドが排出される仕組みになっているため清掃しやすいと言えます。

▼専門的な違い
いずれもバッチ方式の密閉タイプで、混練後の材料を加圧ニーダーでは混合槽を反転させて排出しますが、バンバリーミキサーでは下部を開放し排出します。
加圧ニーダーは、生産性はバンバリーミキサーには劣るが多品種・少量生産に適しています。

▼まとめ
ニーダーとミキサーには、清掃や混合時間の違いに大きく差があります。
専門的な違いとしては、潤滑油を使用するかなど多々ありますが、混ぜるものによってはあまり差はないと感じる人もいるかもしれませんね。
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