ゴム製品を加工する際のロール作業とは?

ゴム製品を加工する際のロール作業とは?

弾力のあるゴム製品が、どのようにして作られているのかご存じでしょうか?
ゴム製品を加工するには、ゴムを「練る」といった作業が必要不可欠です。
この記事では、ゴムを練るためのロール作業についてご説明いたします。

▼ゴム製品を加工する際の「ロール作業」とは?
「ロール作業」とは、オープンロール機を用いて、ゴムの原材料と配合剤を混ぜ合わせる作業のことを指します。

■ロール作業の流れ
一般的なロール作業の流れを見ていきましょう。

?オープンロール機に原料ゴムを挟みます
?配合剤を混ぜ合わせていきます
?配合剤がゴム全体にいきわたれば完了です

■注意点
ロール作業は一見簡単そうに思えますが、作業中ローラーに手が挟まれてしまうと、大怪我に繋がる恐れもあります。
また、異物の混入にも気を付けなければなりません。
ロール作業では、常に緊張感を持ち続けることが大切なのです。

■配合剤の種類
原料ゴムに加える配合剤には、以下のような種類があります。

・加硫促進剤
・抗菌剤
・カーボン
・黄変防止剤
・顔料  など

▼まとめ
ゴム製品を加工するには、原料ゴムと配合剤を混ぜ合わせる作業(ローラー作業)が重要です。
ローラー作業はゴムを加硫しやすくするための工程の一つで、一見簡単そうに見えますが、手を挟めるなどの事故や異物の混入には気を付けなければなりません。
製造業にご興味がある方は、ゴム生地の販売・製造を行っている「有限会社太成ゴム工業」へ、お気軽にお問い合わせください。