靴底やタイヤ、電子機器の部品などさまざまなものに使用されている合成ゴムですが、どのように作られているのでしょうか?
今回は、合成ゴムの作り方をみていきましょう。
▼合成ゴムの材料
合成ゴムは、原料を化学的に加工して得られるポリマーから作られています。
多くの合成ゴムのポリマーが石油からできていますが、シリコンゴムなど一部の合成ゴムは石油以外のものからできています。
このポリマーの性質により、できあがる合成ゴムの種類が変化します。
またポリマーなど材料の配合の仕方によっても、特徴が変化します。
合成ゴムの種類は、ジエン系・オレフィン系・多硫化系・シリコーン系・フッ素系・ウレタン系などに分類されます。
▼合成ゴムの製造工程
合成ゴムは、種類が豊富です。
種類によって細かな作り方は異なりますが、主な合成ゴムの製造工程は以下のようになります。
?原料をつくる
合成ゴムの原料であるポリマー溶液を作ります。
ポリマーの原料分子の結合の仕方で、ポリマーの性質が変わります。
?ゴムのもとを取り出す
ポリマー溶液をお湯の中に入れ、その中からクラムと呼ばれる合成ゴムのもとを取り出し、脱水し乾燥させます。
?形を整える
乾燥させたものをまとめて四角く形を整えます。
これをペールと呼びます。
?品質を検査する
ペールが品質を満たしているか検査します。
▼まとめ
合成ゴムにはさまざまな種類があり、詳細な作り方は種類によって異なります。
また、原料の配合の仕方によっても性質が変化します。
有限会社太成ゴム工業ではさまざまな種類の合成ゴムの製造を行っており、幅広いニーズがあります。
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