日本の合成ゴムの生産量とは

日本の合成ゴムの生産量とは

合成ゴムは、工業用製品や家庭用製品の加工に最も多く使われています。
では、国内ではその程度の合成ゴムが生産されているのでしょうか。
今回は、合成ゴムの日本国内での生産量を消費量とともに解説します。

▼合成ゴムの国内生産量
日本国内で主な合成ゴムの生産量は、以下の5県が大半を占めています。
その多くは、自動車製品などのタイヤや工業用品に用いられているのです。

■都道府県別の合成ゴムの生産量TOP5
・千葉県:388,992t (全体の24.8%)
・三重県:432,231t (全体の16.9%)
・神奈川県:251,847t (全体の13.6%)
・茨城県:228,061t (全体の13.2%)
・岡山県:52,759t (全体の3.1%)

▼合成ゴムの消費量
現在日本でのゴムの総消費量としては、6対4の割合で合成ゴムの方が多いです。
合成ゴムの特徴は、種類が豊富なため需要に合わせて活用ができる点と言えるでしょう。
そのため、天然ゴムよりも消費量が多いのです。
具体的に年間の合成ゴムの消費量は、約1,500万トンまで消費しています。
また車社会の発展や建設ラッシュなどで、需要が高まるばかりです。

合成ゴムは、原油とナフサが原料です。
そのため生産に必要な原油の多くは輸入ですので、原油価格にコストが大きく左右される点は注視しておく必要があります。

▼まとめ
合成ゴムの国内生産量は、千葉県・三重県・神奈川県・茨城県・岡山県が大半を占めています。
生産が拡大されるに伴って消費量も多くなりますが、合成ゴムは環境問題などを招いている原因のひとつなんです。
そのためさまざまな開発が進めらており、今後もゴムの需要は向上していくことでしょう。
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