合成ゴムの切り方とは

合成ゴムの切り方とは

合成ゴムは、石油等の化学物を混ぜたゴム製品です。
そのためゴムを正確に切ることは難しく、どのような切り方があるのかご存知でしょうか?
今回は、合成ゴムの切り方について解説します。

▼合成ゴムの切り方
合成ゴムの切り方としては、以下の方法があります。

■切断
主にカッターや裁断機などを持ちいて切断する方法です。

■打ち抜き
打ち抜きとは、金型を使った切り方です。
主に、ゴムパッキンなどの際に用いられる切断方法です。
大量生産の場合に多く用いる方法で、効率的な生産数維持や裁断よりもコストが抑えられます。

■ウォータージェット
ウォータージェットとは水の力を使った切り方で、高圧力で射出することで高い切断能力を有します。
また、切断や打ち抜きでは実現が難しい複雑な裁断加工ができることが特徴です。
複雑な裁断を実現しているのが、CADデータなんですよ。
CADデータに寸法やサイズなどを細部まで指定することで、精密な切断ができます。
しかし他の切り方より切断自体の単価費用が高いため、注意が必要です。

■ボール加工
ボール上の加工用金型を用い、主に貫通を用途に使用する切り方です。
具体的には、通し穴やビス穴などに使用されます。
他の切り方とは違い、切り口も自在にできるのが特徴です。

▼まとめ
合成ゴムは、裁断することで製品としての役割を形作られます。
裁断までの効率性や生産性なども考慮して、合成ゴムの最適な切り方を検討してみてください。
弊社では工業用ゴム製品を必要とされる企業様が増えているため、事業拡大に伴って新しい従業員の募集をいたしております。