合成ゴムとシリコンゴムにはどんな違いがあるの?

合成ゴムとシリコンゴムにはどんな違いがあるの?

ゴムには、さまざまな種類があります。
生活に身近な種類として挙げられるのが「合成ゴム」と「シリコンゴム」です。
では、双方にはどういった違いがあるのでしょうか?
詳しくみていきましょう。

▼合成ゴムとは
ゴムは、おおまかに天然ゴムと合成ゴムの2つに分かれます。
天然ゴムは、ゴムの木の樹液から作られたものを指します。
一方、合成ゴムは、それ以外の化学的に作られたゴム全般を指します。
シリコンゴムは、合成ゴムに含まれます。

▼一般的な合成ゴムとシリコンゴムの原材料
合成ゴムは、さまざまな原材料から作られており、種類も数多くあります。
その中でも最も一般的な合成ゴムは、石油から人工的に作られています。
一方シリコンゴムは、ケイ石という石から作られています。

▼石油系の合成ゴムとシリコンゴムの違い
石油系の一般的な合成ゴムの特徴は、使われる原材料により異なります。
しかし、石油系の合成ゴムよりもシリコンゴムの方が、「耐寒性」「耐熱性」「絶縁性」など多くの点で優れています。
さらに合成ゴムとシリコンゴムは、用途も異なります。

石油系の合成ゴムは、自動車などの部品やタイヤなどに使用されます。
一方、シリコンゴムは優れた特徴を生かし、半導体などに使用されています。
また有害物質が含まれていないため、医療品や調理用具などにも使用されます。

▼まとめ
ゴムは天然ゴムと合成ゴムに分かれており、シリコンゴムは厳密には合成ゴムの1つです。
また一般的な石油系の合成ゴムとシリコンゴムには、特徴や用途などに違いがあります。
有限会社太成ゴム工業では、合成ゴム全般の製造を行っております。
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