合成ゴムは、100以上もの種類があります。
では、具体的にどういった材料が使われているのでしょうか?
▼合成ゴムとは
そもそも合成ゴムとは、どういったものを指すのでしょうか。
ゴムを大きく分けると、天然ゴムと合成ゴムの2種類となります。
天然ゴムがゴムの木の樹液から作る天然資源なのに対し、合成ゴムは、石油やナフサなどの材料から化学的に作られる化学工業品です。
また合成ゴムは、JIS規格にて「1種類または2種類以上の単量体を重合して得られる原料ゴム」と定義されています。
▼合成ゴムに使われる主な材料
多くの合成ゴムには石油やナフサ系の材料が使われていますが、シリコンゴムなど一部の合成ゴムには、石油以外の材料が使われています。
ちなみにシリコンゴムの材料は、ケイ石という石です。
合成ゴムは使われる材料により特徴が異なり、用途も異なります。
なお天然ゴムと合成ゴムを混ぜ合わせたゴムや、天然ゴムと同じ成分を合成的に作り出して作った合成ゴムなどもあります。
合成ゴムを使用するときはそれぞれの合成ゴムの材料や特徴を把握し、最適なものを選ぶことが大切です。
▼まとめ
合成ゴムは、主に石油系の材料を使って作られています。
材料により種類や特徴が異なるので、用途ごとに最適なものを選ぶことが大切です。
有限会社太成ゴム工業では、さまざまな合成ゴムの製造を行っております。
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